UNFPA DRCとの連携事業 ー 紛争影響地域での母子保健・人道支援プロジェクト
- Tomoko Ukai
- 11 時間前
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SOIKは、UNFPA(国連人口基金)と連携し、コンゴ民主共和国北キブ州ゴマおよびイトゥリ州ブニアにおいて、母子保健デジタルプラットフォーム「SPAQ」を導入した母子保健プロジェクトを実施しています。
本事業は日本政府の支援のもとで行われており、紛争の影響を受ける地域において、助産師がスマートフォンとポータブル超音波を活用して妊婦健診を行うことで、質の高いケアを現場に届けるとともに、現地助産師の能力向上を支援する取り組みです。
北キブ州ゴマで行われた助産師向けの研修には、国連人口基金 人道支援局長・新垣尚子氏および東部・南部アフリカ地域局長のリディア・ジゴモ氏が視察に訪れ、その様子がUNFPA公式サイトの記事「In Goma, UNFPA and Japan Bring Innovation to Obstetric Care in Conflict Zones」にて紹介されています。

© UNFPA RDC / Jonas Yunus
記事では、従来は都市部や設備の整った病院でしか行えなかった超音波検査が、SPAQの導入により、紛争地域や遠隔地でも助産師がスマートフォンを使って実施できるようになった様子が伝えられています。
現地の助産師からは、「SPAQを使えば胎児の様子を見て母親を安心させることができ、健診で合併症リスクを早期に発見できます。現場にとってまさに革命です」との声も寄せられています。

© UNFPA RDC / Jonas Yunus
SOIKは今後も、革新的なソリューションを通じて人道支援と母子保健の質の向上に貢献してまいります。


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